今日は超個人的な意見を。
現在のU-20の大きな問題点は中盤省略サッカーにあると考えています。 少なくとも、今の若い世代は技術的なものに関して不足は無いと思うんです。FWのカレン、前田、森本という選手たちはプロリーグに出て実際に活躍していますからね。 つまり、得点力不足なんてのは技術やメンタルなんてものよりも、「得点を取る方法」にあると思うんです。 カレンの磐田、前田の広島、森本の東京Vはいずれもにゴール前でパスを繋いで相手DF陣を切り崩せるチーム。考えてみりゃ、放り込んでポストプレイによって散らしてDFを崩して、というやり方してないんだよね。 勿論、このポストが完璧に機能していればOKですけど、そうはいかないから「主流」ではないんじゃないかな? ある意味、難しい方法を使って点を取ろうとしている、とも言えるのではないでしょうか? 不思議に思うのは、U-20のチームが各クラブチームとテストマッチをしていても殆ど結果を残せていない。しかし、このU-20の選手たちがクラブチームにいる状態のリーグ戦では、得点の匂いがプンプンする訳ですよ。 勿論、相手が違うのは理解している。しかし、それだけが理由とは思えないんです。 今大会で「水野君が入ると」って言い方するのを良く聞くけど、彼が凄いのではなくて、彼がやろうとしている(唯一できる)サッカーが周りの選手がやりたいサッカーとシンクロするからではないかと思うんですよ。 大熊監督が監督である以上、やりたい方法を選手たちに提示することは間違いではない。 しかし、選手たちからの意見が大熊監督に伝わっていない、そんな感じがするんです。 A代表の中田のような存在はなかなか難しいにしても、もう少し思っていることを言う事ができる選手がいると良いですね。 もっとも、それが水野君かというと、ちょっとイメージが違うんですけど。本田君あたり如何でしょうか? 中盤をコンパクトに保つサッカーは、増嶋らのFC東京や西川の大分でも普通にやっている方法ですよ。できないわけがないです。 このチームが次のオリンピックに行くことを考えたら、こうした「サッカーのやり方」を工夫していかなきゃならないでしょう。 どうでしょうか、この際監督にベルデニックあたりを持ってきては? ジェフサポ的には育成のうまいフェルシュライエンさんでも良いけどね。
by chiba_inu
| 2005-06-20 18:19
| サッカー
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